硫黄岳 2760m
朝起きて顔を洗っていたら、スタッフにいさんも起きて朝食準備。
行ってきま~すと5時過ぎに私はカメラ一個ぶら下げて出発です。2000mの夏沢鉱泉から硫黄岳
まで700m余りの高度です。
小屋泊まりの縦走登山の場合、お天気さえ良け
れば朝食はお弁当にしてもらって、すぐに出発
します。起き抜けの食事は進まないし、一汗か
いて、お弁当を食べます。
山小屋のお弁当はボリューム満点なので、朝は
一つを分け合って充分です。
お昼にはラーメンなんかを足してまた一つたい
らげます。
今日は午前中に戻るので、軽くおにぎりにして
もらいました。

この時間だともう明るいので、花も見えますが
今日はあんまり気持ちが動きません。

あまり調子の上がらない相棒とうだうだ歩いて、
1時間弱でオーレン小屋、もやった空ですが、しっかり硫黄岳が見えています。

道は荒れたままですが、シラビソの森は好きな森です。

木立の切れ間から太陽の光が射してきます。
夏沢峠到着です。出発から1時間半は掛ってない。

少しお腹も空いていたので、おにぎりを出したら、
「うめ」とにこにこマーク(ありがとう!)

いつもの所で振り返って浅間山を探してみたけど、
肉眼でかすかに見える程度です。

もう一度振り返っても浅間山は見えないので、先に進みます。

ウメバチソウを見ると「秋」って気分になるんですが

朝日を浴びて、黙々と歩きます。
さすが尾根に出ると肌寒く、一枚着こみました。

りんどうも咲きだしています。

振り返って天狗三兄弟を眺めます。蓼科山は霞んで幽玄の世界

もう山頂です。

横岳と赤岳

阿弥陀岳

相棒は座り込んで眺めています。

もう行くよ!

山頂にはコゴメグサがいっぱい咲いています。

花見ながら硫黄岳山荘へ向かっていると、昨日お泊りだった、
オペラ歌手の絹川ご夫妻が戻ってこられて、立ち話(後ろ姿です)

もう終わってると思っていたコマクサちゃんが咲いていました。

硫黄岳山荘で少し休憩して、こんぶおにぎりをいただきます。

横岳行く!・・・行かへん!・・・ほんなら戻ろう!

山頂に登り返して

爆裂にさようならして

天狗岳見ながら

夏沢峠の風車もびくともしていません。

木陰は涼しい風が吹き抜けます。

オダギリソウもオダマキも定番の花です。

イチヤクソウもオサバグサも好きな花ですが

アカバナってどこが赤い!
午前中に夏沢鉱泉に戻ってきて、桜平の駐車場まで送ってもらって、その日に京都に戻りました。
何時もは朝食が始まっても寝ている私ですが、朝早くの山歩きが思いのほか気持ち良かったです。
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